こんにちは😃 訪問して頂いて、ありがとうございます。こちらでは、学校が終了して、スクールホリデーに入りました。しかし、共働きなので、子供達をデイケアに預けてます。しかし、私は、明日からクリスマス迄休みなので、デイケアも一旦お休みです。明日から子供達と何をしようかなと、ワクワクします。
それでは、⑯からの続きにまいりましょう。
J男は、術後10日後位に、術後初めての、泌尿器科のドクターRの受診がありました。私は、仕事だったので、J男だけで行きました。術後10日も経つと、歩くのも不自由無く、車の運転も出来る様になりました。
ドクターRは、早速、手術創をチェックしました。創部は問題なく、経過良好の事でした。切除した腫瘍の病理検査結果は、やはり悪性腫瘍でした。
ドクターRは、「J男は、まだ若い。転移があれば直ぐに広がってしまう。念のため、抗がん剤治療をした方が賢明だと思うよ。」と、言いました。J男は、「ドクターRがそう判断するのであれば、お願いします。」と承諾しました。
私は、仕事から帰宅後、抗がん剤治療の事を聞かされ、とてもショックでしたが、J男の方が、もっともっとショックだったに違いありません。
改めて、現実を突きつけられました。J男は、悪性腫瘍、つまり、癌を患いました。幸い、発見が早かったため、手術で取り切り、差し迫っての命の危機は間逃れました。しかし、まだ、安心は出来ない、という事です。再発の恐れもある。再発してしまえば、若いが為に、進行も速く、命に関わると言う訳で。再度、死と言う言葉が私の胸を大きく、えぐりました。
抗がん剤は、辛くて大変な治療だと言うことは、なんとなく理解していましたが、それが具体的に、どれだけの物なのか、J男も私も、この時は、理解出来てませんでした。
J男は、手術後、1ヶ月程で仕事復帰の予定でしたが、抗がん剤治療でしばらく入院する事になるので、結果的には3〜4ヶ月休む事になりました。ドクターRがMedical Certificate と言う診断書みたいなのを書いてくれたので、休職中もJ男の給料は、通常通り支払われました。
抗がん剤治療と言う、私たちにとって、未知の治療が2週間後に始まります。特にJ男は、不安を抱えていました。
移植から14日後に、血液検査を受ける様にと、ナースAから連絡があったので、朝一番で採血に行ってきました。その日、私は昼過ぎから仕事だったので、とてもソワソワしていました。
下腹部が重い様な、鈍痛が有り、正に生理が来る前の症状と同じ感覚が数日前からありました。私は、一人で「もう、絶対生理が来るー!」とわーわー騒いでました。
私は、仕事に行く前に、私とJ男のランチを作ってました。そこへ、1本の電話がかかって来るのです。