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IVF@海外

IVF@海外 ⑧

初めましての方も、お帰りなさいの方も、訪問して頂いて、ありがとうございます。

12月に入りましたね。我が家では、12月になると、恒例の、エルフが登場です。毎晩、子供が寝た後、エルフを、私か、旦那が、せっせと家の何処かに、移動させて、朝、子供達が見つける!と言う、クリスマス迄の、小さな遊びを楽しみます。もちろん、子供達は、エルフは、自分たちが良い子にしてるかどうか、North Poleから、視察に来てると思ってます。今朝、子供達の、学校に行く準備が普段に比べて、とっても早かったです。

それでは、⑦の続きに参りましょう。

不妊治療が出来る、3つのクリニックを提案して貰いました。私達が住んでるところは、小さな田舎町です。Aクリニックに行くには車で3時間くらいかかります。

Bクリニックに行くには、別の州になるので、もはや車で行ける距離ではありません。飛行機と、そこからバスや、電車で乗り継ぐと2時間半は軽くかかるでしょう。

Cクリニックは、更に、遠い、別の州になるので、同じ様に、飛行機と、バスや電車を駆使して、3時間半は見といた方が良いと思います。

何という事でしょう。不妊治療を始める前に、距離的な壁が立ちはだかるとは、思いもよりませんでした。

数年前、この町が、気に入り、ここに住むと、決めたのは、間違い無く私です。ここで、今の旦那、J男と知り会えた事は、私の人生にhappyという名の、スパイスを与えてくれました。

なので、この片田舎に住んでる事は、決して後悔はありません。しかし、適切な治療を受けるのに、こんなに不都合な場所に身を置いてたなんて。どうすれば、良いのでしょう。

しばし、私も、J男も、考えましたが、二人の口から出た答えは、Cクリニックでした。と言いますか、逆に言い換えると、Cクリニックしか無いと思いました。

Aクリニックは、B,Cクリニックと比べると、成功率が低い。

Bクリニックは、子供に関する無犯罪証明書(例えば、子供虐待などの)の提出が義務付けられている。

Cクリニックは、成功率がBクリニック同様、高い。Cクリニックは、無犯罪証明書提出の必要性が無いので、証明書発行迄の、複雑な手配や、時間が省ける。

消去法で行くと、Cクリニックしかありませんでした。例え、飛行機とバスや電車を使って3時間は余裕でかかっても。

その旨をドクターSにお伝えしました。ドクターSも実はCクリニックが1番お勧めだと言ってくれました。取り敢えず、これから、不妊治療第一歩を歩める、クリニックが決まりました。

次は、そのCクリニックに勤務する10名近い、不妊治療を専門とする、ドクターを一人、選抜しなくてはなりません。ドクターSの、知ってる範囲で、色々情報を与えてくれました。

日本の不妊治療クリニックに、行った事が無いので、日本のシステムの事は、全く分かりませんが、こちらのクリニックでは、一人のドクターが、全て通しで、治療を進めてくれるとの事でした。

「CクリニックのWebページに、ドクターの自己紹介の欄があるからそこも参考にして、選んだら良いよ。家に帰って、お二人で良く相談して、ドクターを決めれば良いわ。決まったら、そのドクター宛に私が紹介状を送るわ。後は、そのクリニックから、お二人に電話がかかってくるから、予約日を決めて、そちらで診察になるわ。」

という事で、ドクターSの診察室を後にしたのでした。

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