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IVF@海外

IVF@海外 ④

私達が居住しております国では、一刻を争う緊急事態を除いて、大概の場合、先ずは、一般開業医、いわゆるファミリードクターに受診します。そちらでは内科系から、外科系、皮膚科系、耳鼻科系、産婦人科系、泌尿器科系、小児科などなど、殆ど全てをファミリードクターが診察します。その後、そちらの医師より、専門医受診が望ましいと判断された場合は、専門医紹介、と言う流れになります。

日本の様に個人が、不妊治療が出来るクリニックや産婦人科を探して門を叩くという事は、こちらでは先ずありません。

J男も私も共通のファミリードクターが居ますので、先ずそちらに電話して受診予約をしました。10日後くらいに予約が取れたと思います。その場合、私の名前で予約しました。

J男も快く受診を承諾し、二人でファミリドクターへ相談に行く事となりました。その時は未だ、私達の中では自然妊娠の望みも持っており、受診日まで今まで通り、タイミングを合わせての妊活をしておりました。

私達のファミリードクターは感じの良い女医さんKです。40代のKドクターは、旦那様も医者です。当時、小学校、中学校、に通う3人のお子様を育てておられる、ワーキングママでもありました。現在はお子様達も大分、成長されているでしょう。

受診当日、我々二人で向かいました。とても気さくで、カジュアルなドクターKなので、親しみ安いのですが受診内容が内容だけに少しばかりか、緊張したのを覚えております。

これまでの妊活の流れを説明しました。ドクターKは、親身に明るく私達の話を聞いてくれました。「じゃあ、まずは、二人の血液検査とJ男の精液検査をしてみましょ」と言う流れになりました。

多分20分くらいの受診だったと思います。血液検査、精液検査の紙と、精液採取の入れ物を貰って、ファミリードクターを後にしました。

こちらの国では、血液検査や精液検査や、その他諸々の病理検査はまた別の病理検査機関に行き、採血などをしてもらいます。精液検査は自宅で採取したものをそちらの機関に提出するのみです。検査結果はファミリードクターに報告書が送られる仕組みになっております。

数日後ドクターKの一般クリニックの看護師さんから電話がかかってきました。

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