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IVF@海外

IVF@海外 ⑥

今日は、子供達と一緒にクリスマスツリーを出しました。家族4人で、楽しく、飾り付けをしました。子供達はクリスマスソングを歌いながら、はしゃいでます。この子達の歴代、保育園や、小学校で作ってきた、クリスマスオーナメントも飾り、懐かしさに浸りました。子の成長を嬉しく、そしてちょっとばかし寂しい、センチメンタルな気分にもなりました。子供の成長はあっという間ですね。私の手を必要とし無くなるのも、もうそう遠く無い、未来なのかな。

それでは⑤の続きに参ります。

我々は、ドクターKの診察室に入りました。いつもの様にドクターKは笑顔で、明るく、私達を迎えてくれました。そして、検査の結果を、早速伝えてくれました。

ドクターKに、私の血液検査もJ男の血液検査も、「No problems!」 と言って頂けました。「えっ?全く問題無いんですか?」と咄嗟に、少し困惑気味で私は、聞き返してました。

高齢出産に差し掛かる年齢の私に問題があるとばかり、思ってたので、拍子抜けでした。じゃあ、もう少しタイミング見ながら続ければ、自然妊娠できるのかな、と少し嬉しくなったのを覚えてます。J男もホッとして顔を見合わせました。

しかし、ドクターKは、少し間を置いて、「J男の精液検査の方がね、余り、思わしく無い、結果だったのよ。」と言いました。私の心臓が、急に、ドキドキし始めました。隣に座ってるJ男の顔を見ると先程とは、違う、不安げな表情を浮かべておりました。

ドクターKから、精液検査結果の用紙を手渡され、項目を説明して貰いました。

その当時の検査結果表が、未だあるかなと思い、ゴソゴソ探してみたのですが見当たりませんでした。残念! ヤケを起こして捨ててしまったのかしら!? 記憶を元に検査結果をお伝えします。

先ず、精液量は1ml にも満たなかったと思います。因みに、Whoでの定められた、精液量の基準値は1.5ml-7.6mlとの事ですので、大分少ない値でした。精子濃度も基準値以下、精子の量も基準値以下、運動率も基準値以下、正常精子形態率も基準値以下でした。

結果は散々たるものでした。まさか、私より7歳も若い、J男の検査結果に、問題があるとは、とてつもない、衝撃を受けた事を覚えてます。全くの予想外でした。しかし、それ以上に打撃を受けてたのは、本人のJ男である事は、間違いないです。

ドクターKは、不妊専門の産婦人科医に紹介状を書いてくれました。それを受け取ってドクターKの診察室を後にしました。

家に帰って、精液検査の結果を改めて見直しました。精液量が先ず、格段に少ないと言うのは、他の検査項目全てにおいて不利な結果になるので、致命的ではないかと、素人ながら頭をよぎりました。

不妊専門の産婦人科医、ドクターSのクリニックに電話で診察予約を入れました。。比較的早く、1週間先に予約が取れたと思います。これから一体どうなるのか、この先の、漠然とした不安を抱えながら、ドクターSの診察日を迎えるのでありました。

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